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2008.10.17

10.05全日本R4(長野)part2

part1  part2  リザルト  年間ランキング  写真色々69枚

今年の最終戦は77名のエントリーで実際に出場したのは70名。昨年のことを思うと寂しい気がしないでもないが、それを言っても仕方のないこと。参加した選手の表情はいつものように晴々としていた。
昨年まで関東大会のスタートは国際方式(2分おきに2名づつ順次スタート)を採用していたが、今大会からは9時半に一斉スタートする方式に変更となっていた。ただし、暫定スタートとして15分前に全選手が本部前に集合してスタートのセレモニーを行うようになっていた。

01start

役員さんの号令で選手が一斉に各スタートセクションへと散らばって行く姿は、大会における一体感というか、何と表現すればよいのか、なかなか良い雰囲気を醸し出していた。第2戦の関大会のスタート方式も似た感じではあったが、セクションと本部の位置が遠かったことやセレモニー重視の感が強かったこと等もあって少しダルかったのが本音。セクションと本部の位置関係にもよるのだろうが、今回の長野大会において暫定スタートを採用したのはGoodだなと感じた。

そんな感じで暫定スタートした直後のエリートライダーはリラックス感たっぷり。

02elite

今回はスタートセクションがゼッケン番号末尾の数字で決められていた様子。なのでエリートであればE01が1セクスタートでE02は2セクスタートといった感じ。もちろん末尾数字がセクションに無ければ別のセクションに割り振りされているようだが。

全てのセクション写真は無かったので、写真のあるセクションだけになるが、Jセニ(赤)やエリート(黄)のセクションを中心に1セクから順に簡単に紹介。
今大会は赤マーカーのJセニがかなり高めの難易度設定になっていたようで、トップランカーを除けば『1つ抜けることが出来ればポイント圏内』という厳しい中盤争いと結果的になっていた。
 
03s1jro

1セクもそんなセクションで、ここを抜けたのは表彰台の3名と5位になったHagi選手だけ。広島組のJiroさんも序盤は順調だったが、中盤のポイントで惜しくも5点。でも9セクを2点で抜けて見事にポイント獲得。むむっ!つうことはクラシックへの出場は・・。

続く2セクで抜けたのは優勝者と4位の選手だけ。最初のポイントもかなり高いステアになっていて、足着いても難しい位置関係。

04s2hag

パラで狙ってペダルやガードが掛かれば御の字、なんとか足が出せれば・・という感じ。

それを、N崎さんと下見していた時に「上から回れば?」と言ったことで次の写真のギリギリを狙うラインが決定。(上写真のオブザーバー位置から狙う)

05s2nis

テープ手前のマーカーを上手く右から巻くかたちで捻りを入れて見事にメイク。下で見ていた選手達がポカーンとした顔になったのが印象的。そして直後には「ぅお~っ」と歓声。
N崎さん、日々の鍛錬でまだまだ進化を続けておられるのだ。来年は更に期待!

06s2oh

ん~、残念ながら同じポイントで焦ってしまい前転。けど、師匠と共に進化は続く。

07s2kaz

この斜め岩のトラバース。黄色なKazu選手は簡単そうに抜けていたが、赤の選手にとってはなかなか手ごわいポイントだった様子。技の正確さも違うのだろうが、ポイントの見方も違うのかもしれない。まぁ私なんかが見て分かるもんでもないのだけれど。

     08s2kaz5

この箇所がエリートの2セクで一番のポイントになっていた。テープ幅が狭いこともあって選手には厳しい壁になっていた模様。僅かな岩の突起を正確に狙ってトライするKazu選手の走りを間近に見ていたが、狙いとそれを実現させる安定感という面では図抜けているように感じた。(結果的には2ラップともこの箇所で5点の判定)

続く3セクは、巨大な岩がゴロゴロして高低差も半端なく、脇から見ているだけでも恐ろしさを感じずにはいれない赤黄専用セクション。去年もほぼ同じ箇所に赤黄専用セクションが作られ、下見したエリート選手が「ヤッベェ~」と驚愕していたのが思い出されるが、今回もあまりの強烈さからか、自転車を置いて斜面をトボトボと歩いて上がり、パンチに申告5点を入れてもらう選手も多かったようだ。

09s3msa

そんな超難セクを最初に出たのはエリート2位となったMasaya選手。見ていて勝手に心配していた最初の強烈な谷越えポイントもきれいにクリアし、途中で予定外のな減点献上もあったようだが時間ギリギリで見事な3点。2ラップ目にはちゃんと修正して2点で抜けている。
写真右端のテープ脇から一気に写真位置まで跳ぶのだが、下がかなり深いこともあって、かなりビビリの入るポイントではなかろうか。

10s3kta

少しアングルが違うが同じポイントに飛びついたk-ta選手。離陸地点が写真右端の少し平らな土色部分なので、かなり飛距離があるのが分かるのではないだろうか。
このポイントの後の難所で減点があったものの、1ラップ目は1点、2ラップ目には2点で抜け、結果的にこのアドバンテージが効いて、伸び盛りの柴田選手を抑え今大会はk-ta選手が3位に入った。
結局エリートでこの3セクを抜けたのは表彰台に上がった3選手だけであり、その3選手は見事に2ラップとも抜けているわけで、ナカナカに意味深いセクションとなっていた。

そしてエリートで唯一このセクションでクリーンを出したのがKing☆kazu選手。

11s3kaz

前日にセクションを見た時点で一番興味深かったのがこのポイント。写真は前後輪で岩を挟んでいるので厚みのある岩のように思えるかもしれないが、薄っぺらな板状(幅1m奥行き30cm高さ1.5m)の岩が突っ立っている感じ。右の岩から見たら遠い壁にしか見えないわけで、『思いっきり跳んでガードまで掛かるんだろうか』とか『いやギリでハンガーでペダル引っ掛けるくらいか』なんて素人な想像をしていた。
そして絶好のポイントでカメラを構えていると、フロント刺し気味の着地でリアを左に振りながら前後輪で岩を横方向から挟むというこの写真のシーンが目の前に展開。何があったか理解できぬままシャッターを押していたので動きでボケているのが残念だが、最高の場面を目撃できたことが嬉しくて、これだけでも長野まで行った甲斐があったといえる。
そして、この後も危なげなく、時間にも多少余裕を持たせてのクリーン。流石だ。

で、もうひとつの流石がJセニのN崎選手。下見の時点で「3セクは抜けれそう」と言われ『エエッ』と驚いた私だが、まさか本当にやってくれるとは。

12s3nis

かなりの高さの岩で突き出して一気に飛び降りる股間ゾクゾクなポイント。既に4回足を出していたら突き出しにチャレンジしていたのかどうか分からないが、まだ足が残っていたのでここは危険回避策。とはいっても、その後の飛び降りも股間ゾクゾクであることに変わりはないのだが、難なく飛び降り、その後も時間ギリギリになりつつ見事な3点。
他にJセニで3セクを抜けたのは2位と3位の若い選手だけなので、これは凄いことなわけですよ。ホンマに。

     13s3msa

同じ飛び降りポイントのMasaya選手の写真だと結構な高低差であるのが分かる。

そして、もうひとつエリート表彰台を決める結果となったのが5セクのジャンプポイント。3セク同様に、この難関が構える5セクを抜けた3名がそのまま表彰台に上がっている。

   14s5nag

今年は初の全日本参戦となった昨年のマスターチャンプ長屋ヨシマサ選手。実はヨシマサ選手の名前がエントリーリストに載っていたのを発見して『長野に行きたい』と最初に思ったワタシだったりする。
このジャンプポイントは確か昨年もあったように記憶しているが、こういう助走の勢いを使ったポイントでの26インチの走りにも興味があったが、僅かに高さが足りずに5点となっていた。

   15s5kaz

そして2ラップともクリーンで抜けたのがKazu選手。写真は2ラップ目だが、予想を遥かに超える高さでシングル気味に跳んできたので、頭が切れてしまっているのが残念。
しかし、リザルト見てたら2セクで2ラップとも5点だった以外は、4セクで1ラップ目が1点だったのを除いて全てクリーンという驚くべき結果。やっぱ図抜けてるんだなぁ。

16s7blu

7セク青マーカーのミニメットがトライ中の写真。去年までならオープンAが同じマーカーだったわけで、こんな下りを見るだけでビビリの入っていた私だが、他人事だと思えば傾斜が緩やかに見えてしまうのが不思議だ。

17s8top

8セクは高低差のかなりある斜面セクション。中盤まではひたすら斜面を登る設定。

18s8kta

そして終盤は高低差のある岩下り。沿わした選手もいたようだが、k-ta選手はひとっ跳び。選手によってポイントの処理が異なるのも大会観戦の楽しみのひとつだろう。
最後の9セクはJセニが面白かったのだが、ボケた写真しかなくて紹介できないのが残念。中盤以降の下りが難しかった様子だ。

そんな感じで競技の最中は天気も程よく最高の大会日和となった。
そして、最後の表彰式が行われる頃になりポツポツと小雨模様。

19fin

かなり厳しいセクションで終始キツイ思いをした選手も多かっただろうが、年間チャンピオンを争う最終戦としては最高の舞台だったともいえる。

さて、来年はどういった舞台がどの地方でどんな風に準備されるのだろう。

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