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2008.11.09

全日本考

今日は午後から灰塚へ太一スクール(motoTR )を見学しに行こうと思っていた。
が、昼を過ぎてもテンション上がらず、居間でゴロゴロするばかりで怠惰な休日。

まったりと3時を過ぎ、『そういや今日はサッカーの決勝やってるな』と思い出す。
その競技場は近所にあるにので、ちょっと散歩がてら観戦に。

近所の散歩でサッカー観戦@上野総合公園

観客席の様子でも分かるように、選手の方が多いくらいの大会。
とはいえ、【全国全日本女子ユース(U-18)選手権広島県予選大会】の決勝戦。

結果はB教女子高がS陽を終始圧倒して優勝したのだが、後半だけしか見ていない私には、何対何だったのか現地で得点を知ることは出来なかった。ピッチサイドには得点表示がされていたのだろうが、少なくとも観客席からは認識できなかった。

などと書くと、『観客にも分かりやすく・・』的なこと言いたいの?と思われるかもしれないが、別にそういうことではなく、逆に『そんなんでもいいじゃないか』ってこと。
整備されたピッチ上で、公正な審判が立ち合い、自分達の力を出し切るような試合をする。言ってしまえば、それで十分なんじゃなかろうか。そりゃ、アマチュアとて観客の声援があれば嬉しいだろうし、力になることだってあるだろう。そして、観客が楽しめるような環境を作ることを根本から否定するつもりは無いし、そういうアプローチも悪くはないと思う。だけど、それを遂行するために本来の競技に注ぐ力が疎かになってしまったら本末転倒もいいところ。

誰のために何をやるのか。何をすべきなのか。何ができるのか。
悩ましい問題だが、別に悩むこともないような問題なのかも。
 
先の女子ユースサッカー。全国大会ともなると、多少は観客席が県予選より賑わってくるんだろうけど、恐らくは出場選手の家族や友人などの関係者が大半で、一般の観客というのはそれほど多くはないと推測される。
別に女子サッカーに限ったことではなく、一般のアマチュアスポーツの全国大会であれば、さほど大差ない感じではなかろうか。甲子園の高校野球とか、マスコミによってアイドル化された選手が出場する大会とか、ごく一部を除いては。

ただ、マイナー競技といえども、地方であったり県であったりの予選大会を勝ち進んで初めて全国大会の切符を得るわけで、誰でも全国大会に参加できるという競技っていうのは、これは色んな意味で凄いことなわけで、バイクトライアルもそんな競技の一つとなっている。

 
もちろん、『誰でも参加できる』=『誰でも走れる』わけではないのは御存知の通りなわけで、一般の愛好者には赤くて高い壁(Jセニア)が立ちはだかっており、実質的には各地方から予選でセレクトされた選手が参加しているのと同様のことになっているともいえる。本当に誰でも参加できるオープンクラスは選手権対象ではないので全く別枠となっているのだが、このクラスの存在がまた悩ましいことにもなっているわけで、そんなクラスに参加している私が言うのもアレだが、『今のオープンクラスって必要なの?』ってのが正直な気持ち。

どんな競技でも多数の初心者がいて、それから練習や経験を経ながらステップアップし、そしてその頂点には少数の最上級クラス、というピラミッドを形成している。
日本のバイクトライアルにおいても、何で判断するかによって分布や構成は異なるが、概略はピラミッド形状になっていることには間違いないだろう。例えば、パラレルの高さを判断基準とすれば、1.2mを越える選手は僅かで、1m程度になるとやや多くなり、50cm程度だとかなり増え、・・といった人口分布になるということ。
(上記はあくまでも単純化した判断基準の例である)

 Temp 理想と現実?

しかしながら、全日本に参加したり観戦するにつけ、全日本参加選手層の現状はピラミッド構成には程遠い中抜けのイビツな分布になってしまっているように思えてならない。極論を言えば、中抜け部分より下側(現オープンクラス)をカットしても良いので、中抜け部分に相当するレベルの難易度を新たに設けるなどの対応を行って、歪んでいないピラミッド形状の選手層で全日本という場を設けるのが望ましいのではないだろうか。そのことによって、私程度のレベルに合致したクラスが無くなったとしても別に構わないわけで、私よりも1ランクも2ランクも上のレベルの方々が全日本の裾野を固めるのが本来のあるべき姿だろうと思っている。もちろん、現状では他に子供たちの年齢別クラス分けもあるが、それについても年齢が達すれば全選手が赤マーカーに上がるのが本当に妥当なのかどうかも、少なからず疑問があるのだが・・。

人によっては、『全日本に裾野など不必要でトップが集う場であれば良い』と言われるかもしれないが、現実的には、そんなトップ選手の参加だけで大会が運営できる環境にはないように思える。程よい参加人数を確保する意味でも、現状の選手レベルに見合ったカテゴリー編成を考える必要があるように思えてならない。そして、エントリー料についても、そろそろ考える時期に来ているのではないだろうか。存在事由が曖昧に思えるメーカー認定とかも見直して。

書いているうちにアレコレと飛んでしまい収集がつかなくなった感も否めない。
サッカーを見ながら色々と考えていた。選手達は険しい顔ながら楽しそうだった。

結局はソコに落ち着く。誰もが楽しめるのが一番。ただ、それが難しい。

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コメント

 太一スクール見学に行きました。
技術面以外の、認識はしてるけど
忘れがちな競技進行の仕方とかを
教えてもらって、有意義でしたよ。
 

投稿: うなへる | 2008.11.10 19:06

うー、本題を書いてないのにコメントされてしまった・・。
(本題の全日本考は後日追記の予定です)


ってのは置いといて、
有意義なスクールだったようで何よりです。

投稿: MAS | 2008.11.10 19:51

恐らくどんな競技でも裾野の広いピラミッド形状が理想だと思います。
バイクトライアルの場合頂点であるべき全日本が、そのほとんどを内包してしまっている点が、
矛盾を生む要因のひとつではあると思います。
また今年から20インチ26インチが統合されたので、これから数年
は色々な見直し改正が必要になるでしょう。

MASさんもBJU中国の代表になられたのですから、ぜひBJU総会に出席され、選手や主催者
としての経験を生かして、若くて斬新な意見を発表して頂きたい。
私らのような頭の固くなったおっさん達を蹴散らして、これからのバイクトライアルを
牽引していって欲しいと思っています。

投稿: 安間 | 2008.11.13 21:23

安間さん、コメントありがとうございます。

最初の年でもありますし、総会には出席する方向で考えております。その際にはどうかよろしくお願いします。
選手としても主催者としても中途半端な経験しかありませんし、たいして若くもありませんが、何も知らないぶん言いたいことが言えるかな?とも思っております。

あまり気張らず、『ちょっとでもいい方向が見つかればいいかな』くらいの楽な気持ちで関わっていければと思ってます。
色んなことが気持ちよく継続できますように。

投稿: MAS | 2008.11.13 21:43

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